1877年から作曲を開始し、1881年に完成したブラームスの2つめのピアノ協奏曲。1番目の作品から、すでに22年が経っていた。
イタリアに行ったことがきっかけになっているせいか、全体的に明るい曲になっている。
ピアノのカデンッア部分はないが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と並んで、最も難しいピアノ協奏曲の1つになっている。
ブラームスは、初演で自ら完璧にこの曲を弾きこなしたという。若き日に、シューマンに衝撃を与えたピアノ・テクニックは、その後も衰えてはいなかった。
第1楽章は、重厚な感じ。
第2楽章は、一転して軽快な音楽。
第3楽章は、短いが、チェロの哀愁のあるメロディが印象的。
第4楽章は、ピアノの軽快なメロディで始まり、比較的穏やかなフィナーレを迎える。
交響曲のような協奏曲といわれるが、ブラームスの他の交響曲とは趣が異なる。ブラームスには、その2つの音楽形式に対する明確な違いの基準があったようだ。
2013年1月のN響の演奏。ピアノはエレーヌ・グリモー。指揮は、デーヴィッド・ジンマン。
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