プロコフィエフが、第1次大戦で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィットゲンシュタインの依頼で1931年に作曲した、左手だけで演奏されるピアノ協奏曲。
しかし、ヴィットゲンシュタインは、理解不能として、受け取りを拒否したという。
第2楽章のアンダンテは、プロコフィエフには珍しく、ロシアの広大な大地を感じさせるロマンチックな音楽。
第4楽章は、第1楽章と同じような音楽で、しかも2分たらずで終わってしまう。
左手だけで、これほど多彩な音楽が演奏できることに驚かされる。プロコフィエフの意図は、十分伝わってくるが、ヴィットゲンシュタインは、自分には演奏は無理だと思ったのかもしれない。
ピアノ、アレクセイ・ヴォドウィン。ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団による、2012年4月のモスクワ音楽院大ホールでの演奏。
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