バルトークが、1943年の作曲した、5つの楽章からなる協奏曲。
交響曲のような構成を持っているが、バルトークは、あくまでも、この曲をオーケストラの中の楽器同士の協奏曲と考えていた。
バルトークは、この時期、作曲への意欲を失っていたが、ボストン交響楽団の音楽監督、クーセヴィツスキーから作曲の依頼を受けて、自信の代表曲となる、この曲の作曲に取りかかった。
第1楽章 Introduzione(序奏)。Andante non troppo - Allegro vivace。
ショスタッコービッチの交響曲にありそうな印象的なメロディが主題になっている。伝統的な感じのする音楽。
第2楽章 Giuoco delle coppie(対の遊び)。Allegro scherzando。
木管楽器、金管楽器を中心としたスケルツォ。
第3楽章 Elegia(悲歌)。Andante non troppo。
ハープと吹奏楽器による幻想的な音楽で始まる。その後、オーケストラ全体で、悲劇的な印象の壮大な音楽が展開される。
第4楽章 Intermezzo interrotto(中断された間奏曲)。Allegretto。
ここでは、明らかにショスタッコービッチの交響曲第7番からの引用が奏でられ、それを自ら揶揄するような、コミカルな音楽が続く。
バルトークのユーモアのセンスが見事に発揮されている楽章。
第5楽章 Finale(終曲)。Pesante - Presto。
まるでネコの鳴き声のような、不思議なメロディが壮大なフィナーレとなって、終わりを告げる。
2011年12月、ブーレーズ指揮、パリ管弦楽団による演奏。ブーレーズ86才の指揮。
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