ショスタコーヴィチが、1941年に作曲した、7番目の交響曲。
この後の、8番、9番と合わせて、第2次世界対戦中に作曲されたため、戦争3部作と言われている。
ヒトラーのファシズムを批判したプロパガンダだと言われたが、のちに本人は、スターリニズムをも批判した、とも語っており、本当のところはよくわからない。
およそ75分の大作で、ショスタコーヴィチの交響曲の中では、もっとも長い。
第1楽章。アレグレット。元は、戦争という副題が付いていた。
冒頭は、壮麗な音楽で、プロパガンダ的にも聞こえる。
続いて、人々の生活を表現しているという、静かな穏やかな音楽が続く。
次に、太鼓が中心になり、軍隊の行進曲のような音楽を奏でる。マーラーの音楽のようでもある。
第2楽章。モデレート。ポコ・アレグレット。元は、回想という副題が付いていた。
クラリネットのソロの悲しげな音楽が心に残る。
第3楽章。アダージョ。元は、祖国の大地、という副題が付いていた。
弦楽器の哀愁のあるメロディで始まり、管楽器がそれを引き継いでいく。
第4楽章。アレグロ・ノン・トロッポ。元は、勝利という副題が付いていた。
勝利という言葉を容易に連想させる、勇ましい音楽。
最後は、壮麗なフィナーレ。
2014年2月、サル・プレイエルでの、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団の演奏。指揮は、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ。
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