第1楽章、ポコ・ソステヌート - ヴィヴァーチェ。第3番や5番のような激しさは姿を消し、完成された音楽。
第2楽章、アレグレット。途中の木管楽器による不思議な雰囲気の音楽が、実に素晴らしい。アラブの音楽のように聞こえる。
第3楽章、スケルツォとトリオ。聴いているこちらの気分までウキウキとしてくるような、軽快なスケルツォ。
このあたりで、この交響曲は、どんな極地にまで、私達を連れて行ってしまうのだろうか、と空恐ろしくなってくる。
第4楽章、アレグロ・コン・ブリオ。それまでやや抑え気味だった、ベートーヴェンのエキセントリックな側面が一気に爆発し、そのままフィナーレを迎える。
ベートーヴェンの9つの交響曲の中でも、最も完成度の高い交響曲。文字通りの、完璧な交響曲だ。
2008年のベルリンフィルのヨーロッパ・コンサートから。指揮は、サイモン・ラトル。
0 件のコメント:
コメントを投稿