2015年4月4日土曜日

カールマン:オペレッタ『チャールダーシュの女王』

ハンガリーで生まれ、オーストリアで活躍した、エメリッヒ・カールマンが作曲し、1915年にウィーンで作曲されたオペレッタ。

侯爵家の若者エドウィンと歌手シルヴァの恋物語。

身分の違いから、一度は離れ離れになった恋人が、やがて再開し、結ばれるというたわいのないハッピーエンドの恋物語。

しかし、それが美しいメロディと、素晴らしいオーケストラと歌手によって演じられると、時代を超えて人々を楽しませるエンターテインメントになる。

オペレッタという芸術の素晴らしさを、これほどよく表す作品は、他にないだろう。

チャールダーシュ。いわゆるハンガリー地方の音楽がふんだんに盛り込まれている。

エメリッヒ・カールマンは、ブタペストのフランツ・リスト音楽アカデミーで音楽を学んだ。同窓には、コダーイやバルトークがいる。

コダーイやバルトークが、ハンガリーの民族音楽をもとに、新しい音楽を作り出して行ったが、カールマンは、自分の才能がポピュラー・ソングに向いていることに気づき、この素晴らしい作品を世に送り出した。

その音楽はまったく違う方向を目指したが、いずれも、フランツ・リストの抱いた夢を引き継いだ音楽の巨匠になった。

2014年のレスデン・シュターツカペレのジルベスター・コンサートから。演奏会形式で行われた。指揮はクリスティアン・ティーレマン。

ソプラノにアンナ・ネトレプコ、テノールにフアン・ディエゴ・フローレス、という2大スターの共演となった。

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