アルバン・ベルクが、1935年に作曲した、ヴァイオリンのための協奏曲。
その時期に、友人のアルマ・マーラーが、建築家グロピウスとの間に生んだ娘、マノン・グロピウスが19才という若さで亡くなったため、”ある天使のおもいでに”という副題が付いている。
皮肉なことに、ベルク自身も、虫刺されからはじまった敗血症が悪化して、その年に亡くなってしまった。
並行して作曲中だった、オペラ『ルル』は、未完のまま残されることになった。
2つの楽章からなり、さらにそれぞれが2つのパートに分かれている。
民謡なバッハの音楽などが引用されているが、全体的に静謐な雰囲気に包まれた、敬虔な雰囲気のヴァイオリン協奏曲になっている。
2014年12月のNHK交響楽団の定期演奏会から。ヴァイオリンはアラベラ・美歩・シュタインバッハー、指揮はシャルル・デュトワ。
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