ベートーヴェンが、1810年に作曲した、11番目の弦楽四重奏曲、ヘ短調。
みずから、この曲に、セリオーソとなつけている。
ベートーヴェンは、この曲を完成させた後、14年もの間、弦楽四重奏曲は、1曲も作っていない。
第1楽章は、Allegro con brio。この曲の副題のように、シリアスな出だし。あっという間に終わってしまう。
第2楽章は、Allegretto ma non troppo。第1楽章よりも長く、じっくりと聞かせる。
第3楽章は、Allegro assai vivace ma serioso。ここに、セリオーソ、と付けられている。冒頭に、印象的なメロディが現れる。まるで運命のテーマのように展開される。
第4楽章は、Larghetto espressivo-Allegro agitato。ここでも、シリアスに始められるが、次々といろいろなメロディが、現れては消えて行く。
最後には、急にテンポが変わり、明るくなり、まあ、悩んでも仕方ないさ!と終わる感じ。
2012年5月、ベルチャ四重奏団による、ウィーンのコンチェルトハウスでの演奏。
0 件のコメント:
コメントを投稿