2014年4月27日日曜日

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番

ベートーヴェンが、1826年に完成させた、14番目の弦楽四重奏曲、嬰ハ短調。7つの楽章から成り立っている。


第1楽章は、Adagio ma non troppo e molto espressivo。13番につづいて、ここでも第1楽章がアダージョになっている。静かな始まり。
人生の哀愁を感じさせ、とても神妙な気持ちへと誘われる。日常の世界から、一気にこの弦楽四重奏曲の世界の中に、引きずり込まれてしまう。
第2楽章は、Allegro molto vivace。こちらの方が、よっぽど弦楽四重奏曲の始まりのよう。明るく、軽快な音楽で始まる。その後は、実にいろいろと変化していく。
第3楽章は、Allegro moderato - Adagio。
第4楽章は、Andante ma non troppo e molto cantabile - Più mosso - Andante moderato e lusinghiero - Adagio - Allegretto - Adagio, ma non troppo e semplice - Allegretto。
印象的な主題による、6つの変奏。ピチカートなども使われ、多彩な音楽。
第5楽章は、Presto。
第6楽章は、Adagio quasi un poco andante。静かで美しい音楽。
第7楽章 Allegro。いきなり、ベートーヴェンらしい、ショッキングなテーマが登場して、ビックリする。
最後の終わり方は、唐突な感じがする。いわゆる、これで終わり!、という感じの音楽ではない。
2012年5月、ベルチャ四重奏団による、ウィーンのコンチェルトハウスでの演奏。

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