現代の音楽家、ベルント・アロイス・ツィンマーマンが、1964年に完成させたオペラ。
1957年にケルンのオペラ歌劇場から依頼を受けて完成させたが、あまりに構成が長大で、実演が不可能とされ、改訂している。
それでも、舞台もオーケストラも大規模なものが要求され、現在でも、上演される機会は少ない。
2012年のザルツブルグフェスティバルの公演は、まずその横長の舞台に驚かされた。
馬小屋をイメージしたような、横長の建物が舞台を左右にまたいでいる。その建物の上部には、ブランデンブルグ門の上にある馬のような像も見える。
ストーリーは、マリーという一人の性に奔放な女性に振り回される、兵士たち、姉、彼らの家族たちの物語。
そして、マリーにもその周囲にも、悲劇が訪れる。
すべての男は兵士、すべての女は娼婦、といったところだろうか。
音楽は、いわゆる現代音楽のオンパレードによるオペラ、といった感じ。
第4幕の始まりの、出演者たちによるコーラスは、とりわけエキセントリックな音楽で、この世の終わりを告げているかのようだ。
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