フランツ・ヨゼフ・ハイドンが、1777年に作曲したオペラ。
ハイドンのパトロンであった、エステルナージ家の婚礼のために作られたオペラで、同家の歌劇場で初演された。
そのため、その後は長く演奏されず、ハイドンは、このオペラの曲を、他の曲にも活用している。
ストーリーは、娘の結婚を認めてくれない頑固な父を、娘の恋人の発案で、父親をだまして、月の世界を訪問したと思わせて、月の皇帝によって、その結婚を認めさせる、というストーリー。
父親は、だまされていたことを最後に知って激怒するが、やがて冷静になり、娘の結婚を認める。
婚礼の祝いに相応しい内容のオペラだが、そのエステルナージ家の結婚自体も、それに似たような背景があったのだろうか?
月を訪れる、というテーマのオペラであるため、いろいろな演出が可能。
2009年、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で行われた公演は、アンノンクールの80歳の誕生日の前日に行われた。
地上の世界は、白を基調にしたシンプルなセット、月の世界は、黒を基調にしたSFチックなセット。その対比がとても効果的だった。
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