2014年8月31日日曜日

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第10番

ベートーヴェンは、1803年の第9番から、しばらくヴァイオリンソナタを作らなかったが、1812年に久しぶりに、しかし最後となる10番目のヴァイオリンソナタを作曲した。

翌年の1813年には、交響曲第7番を完成させており、もっとも充実した時期の作品。

第1楽章は、アレグロ・モデラート。ト長調。

明るく、伸びやかな音楽。

第2楽章は、アンダンテ・エスプレッシーボ。変ホ長調。

瞑想するような、祈るような、そんな雰囲気の音楽。

第3楽章は、スケルツォ・アレグロ。ト短調。

第2楽章から続けて演奏される。スケルツォだが、それほどはじけずに、抑制されている感じ。

第4楽章は、ポコ・アレグレット。ト長調。

美しい主題が、様々な形で演奏され、最後はヴァイオリンとピアノが一体になって、フィナーレを迎える。

明らかに、それまでの9つのヴァイオリンソナタとは違っている。成熟された、という印象を受ける。

ザルツブルク音楽祭2012での演奏。ヴァイオリンはレオニダス・カヴァコス、ピアノはエンリコ・パーチェ。

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