モーツァルトが、1772年に作曲した宗教音楽。
リタニアとは、”神よ憐れみたまえ(ミゼレーレ)”という内容の言葉を、誰かが先に唱えて、次に全員でそれを唱える、という形式。
曲の内容に限らず、あちらこちらに、”ミゼレーレ”という言葉が登場する。
Kyrie キリエ。
Panis vivus 活けるパン。パン、というテーマからだろうか、宗教音楽としては、実に生き生きとした音楽。
Verbum caro factum 肉となりしみ言葉。前の曲とはコントラストが激しい、経験的な音楽。
Hostia sancta 聖なるいけにえ。
Tremendum おそれおののき。後の、レクイエムに繋がるような物悲しいメロディ。
Dulcissimum convivium 甘みの聖体。
Viaticum 臨終聖体。
Pignus 保証。未来の栄光の保証よ、私たちを憐れみたまえ。
Agnus Dei 神の小羊。音楽は、穏やかに終わる。
2012年ザルツブルグ音楽祭での演奏は、アンノンクールの指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとアルノルト・シェーンベルク合唱団による演奏で、ザルツブルグ大聖堂で行われた。
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