2014年5月6日火曜日

シチェドリン:オペラ『死せる魂』

ロシアの作曲家、ロディオン・シチェドリンが1976年に作曲したオペラ。原作は、ゴーゴリの同名の小説。

死せる魂とは、死んだ農夫のこと。帝政ロシアでは、地主は死んだ農夫の人頭税も払う必要があった、ということをヒントに、ゴーゴリが、当時のロシアの状況を、批判的に織り込みながら書いた小説。

ゴーゴリは、ダンテの神曲をモデルにこの本を書いたという。

主人公のチチコフは、その死んだ農夫の名義を買い取ることで、一儲けをしようとロシア中を放浪する。

その際に出会った様々な人や場面が、シチェドリンの多彩な音楽で表現されていく。

チチコフの使用人であるセリファンが、所々で歌う、中央アジア風の悲しい歌が、とても印象的。

2011年12月のロシア、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場の公演。指揮は、ヴァレリー・ゲルギエフ。

アンコールで、作曲家のシチェドリンも登場し、会場から大きな喝采を浴びていた。

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