フランスの作曲家、アンリ・デュティユーが、ロストロポーヴィッチの委嘱により、1970年に作曲したチェロのための協奏曲。
デュティユーは、1918年に生まれ、2013年に亡くなった現代の作曲家だが、前衛的な音楽とは距離を置いて、伝統の中に、新しさを求め続けた。
この曲は、ボードレールの『悪の華』にある、髪、という詩にインスピレーションを得て作曲された。
謎、まなざし、うねり、鏡、賛歌、と題された5つの楽章から構成されている。
現代の音楽らしく、全体の基調は、不安を感じさせる音楽。最後の賛歌は、ダイナミックなフィナーレを迎えるが、この当たりは、伝統的なものを感じる。
2013年12月のNHK交響楽団の定期演奏会での演奏。チェロは、ゴーティエ・カプソン。指揮は、シャルル・デゥトワ。
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