フランスの作曲家、ジャック・イベールが自らの劇用音楽の中から6曲を選んで、1930年に管弦楽用に編曲した作品。
ジャック・イベールは、いわゆるフランスの6人組のメンバーと同窓だった。
メンデルスゾーンの結婚行進曲や軍楽隊の曲をパロディ化したり、遊び心に溢れた曲。
特に、最後のフィナーレは、ジャズのような音楽で、当時のパリのキャバレーの雰囲気を彷彿とさせる。
2013年6月、パリのサル・プレイエルでの演奏。指揮と演奏は、佐渡裕とパリ管弦楽団。
2015年7月25日土曜日
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』
ショスタコーヴィチが、1937年に作曲した、5番目の交響曲。
革命と呼ばれているが、ショスタコーヴィチ自身がなつけたものではない。革命20周年に作られた曲なので、そう呼ばれるようになったのだろう。
スターリン政府からの批判を恐れて、それまでの交響曲とは違って、古典的な構成を持っていると言われている。
第1楽章。モデラート、アレグロ・ノン・トロッポ。ニ短調。
ベートーヴェンの運命のような、印象的な主題で始まる。悲劇的で、シリアスな音楽の第1主題。
後半では、静かな音楽になり、最後は、神秘的な音楽で終わる。
第2楽章。アレグレット。イ短調。
軽妙でユーモラスなスケルツォ。ショスタコーヴィチらしい諧謔さが満載。
第3楽章。ラルゴ。嬰へ短調。
実に物悲しい音楽。ショスタコーヴィチが、こんな悲しい音楽が書けるのか?と思うくらいに悲しい。
後半はよりドラマティックな展開になり、悲しみが一層増してくる。
第4楽章。アレグロ・ノン・トロッポ。ニ短調。
冒頭の大太鼓の合図とともに、雄大な主題が演奏される。
最後は、弦楽がずっと同じ音をリフレインで演奏し、壮大なフィナーレを迎える。
2013年12月、パリのサル・プレイエル、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団の演奏。
革命と呼ばれているが、ショスタコーヴィチ自身がなつけたものではない。革命20周年に作られた曲なので、そう呼ばれるようになったのだろう。
スターリン政府からの批判を恐れて、それまでの交響曲とは違って、古典的な構成を持っていると言われている。
第1楽章。モデラート、アレグロ・ノン・トロッポ。ニ短調。
ベートーヴェンの運命のような、印象的な主題で始まる。悲劇的で、シリアスな音楽の第1主題。
後半では、静かな音楽になり、最後は、神秘的な音楽で終わる。
第2楽章。アレグレット。イ短調。
軽妙でユーモラスなスケルツォ。ショスタコーヴィチらしい諧謔さが満載。
第3楽章。ラルゴ。嬰へ短調。
実に物悲しい音楽。ショスタコーヴィチが、こんな悲しい音楽が書けるのか?と思うくらいに悲しい。
後半はよりドラマティックな展開になり、悲しみが一層増してくる。
第4楽章。アレグロ・ノン・トロッポ。ニ短調。
冒頭の大太鼓の合図とともに、雄大な主題が演奏される。
最後は、弦楽がずっと同じ音をリフレインで演奏し、壮大なフィナーレを迎える。
2013年12月、パリのサル・プレイエル、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団の演奏。
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
ショスタコーヴィチが、1935年から1936年にかけて作曲した、4番目の交響曲。
1時間を超える大曲で、ショスタコーヴィチの交響曲の中でも最長の曲。8ヶ月の期間をかけて作曲され、自分の音楽のクレド、と呼ぶほど入れ込んでいた。
当時、ショスタコーヴィチは、マーラーをよく研究しており、その影響は、この交響曲に色濃く現れている。
スターリンの粛清がすでに始まっており、批判を恐れたショスタコーヴィチは初演を避けて、この曲の初演は、1961年に行われた。
第1楽章。アレグレット・ポコ・モデラート、プレスト。マーラーらしい、壮大な音楽で始まるが、次々と、様々な音楽が展開する。
30分ほどもある長い楽章だが、最後は、消え入るように終わる。
第2楽章。モデラート・コン・モト。第1楽章の緊張感から解放されて、軽妙な音楽で始まる。短い楽章。
第3楽章。ラルゴ、アレグロ。静かな音楽で始まる。次第にショスタコーヴィチらしいエキセントリックな、あるいはコミカルな音楽へ変貌していく。
こちらも、第1楽章に負けないほど長い楽章だが、やはり最後は消え入るように終わる。
2013年12月、パリのサル・プレイエル、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団の演奏。
1時間を超える大曲で、ショスタコーヴィチの交響曲の中でも最長の曲。8ヶ月の期間をかけて作曲され、自分の音楽のクレド、と呼ぶほど入れ込んでいた。
当時、ショスタコーヴィチは、マーラーをよく研究しており、その影響は、この交響曲に色濃く現れている。
スターリンの粛清がすでに始まっており、批判を恐れたショスタコーヴィチは初演を避けて、この曲の初演は、1961年に行われた。
第1楽章。アレグレット・ポコ・モデラート、プレスト。マーラーらしい、壮大な音楽で始まるが、次々と、様々な音楽が展開する。
30分ほどもある長い楽章だが、最後は、消え入るように終わる。
第2楽章。モデラート・コン・モト。第1楽章の緊張感から解放されて、軽妙な音楽で始まる。短い楽章。
第3楽章。ラルゴ、アレグロ。静かな音楽で始まる。次第にショスタコーヴィチらしいエキセントリックな、あるいはコミカルな音楽へ変貌していく。
こちらも、第1楽章に負けないほど長い楽章だが、やはり最後は消え入るように終わる。
2013年12月、パリのサル・プレイエル、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団の演奏。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第20番
ベートーヴェンが、1976年に作曲し、1805年に第19番とともに発表したピアノソナタ。
生活のために、ピアノの生徒用の練習曲として出版したと言われている。
いずれも短い曲なので、ソナチネ、ともよばれている。
第1楽章。アレグロ・マ・ノン・トロッポ。ト長調。聞きなれた明るい音楽。
練習曲という位置つけからか、何度も転調を繰り返す。
第2楽章。テンポ・ディ・メヌエット。ト長調。軽やかなメヌエット。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
生活のために、ピアノの生徒用の練習曲として出版したと言われている。
いずれも短い曲なので、ソナチネ、ともよばれている。
第1楽章。アレグロ・マ・ノン・トロッポ。ト長調。聞きなれた明るい音楽。
練習曲という位置つけからか、何度も転調を繰り返す。
第2楽章。テンポ・ディ・メヌエット。ト長調。軽やかなメヌエット。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第19番
ベートーヴェンが、1798年に作曲し、1805年に第20番とともに発表したピアノソナタ。
わずか2つの楽章からなる小品だが、シンプルでミニマルな音楽は、深い印象を聴くものの心に刻む。
第1楽章。アンダンテ。ト短調。静かに一音一音を祈るように奏でる曲。
第2楽章。ロンド、アレグロ。ト長調。一転して明るい軽やかな曲だが、所々で哀愁を感じさせる音楽も聞こえてくる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
わずか2つの楽章からなる小品だが、シンプルでミニマルな音楽は、深い印象を聴くものの心に刻む。
第1楽章。アンダンテ。ト短調。静かに一音一音を祈るように奏でる曲。
第2楽章。ロンド、アレグロ。ト長調。一転して明るい軽やかな曲だが、所々で哀愁を感じさせる音楽も聞こえてくる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第18番
ベートーヴェンが、1802年に作曲した18番目のピアノソナタ。第16,17番とともに発表されたが、この曲だけが4つの楽章で構成されている。
第1楽章。アレグロ。変ホ長調。音が空中を飛び跳ねていくような、軽やかな出だし。
第2楽章。スケルツォ、アレグロ・ヴィヴィアーチェ。変イ長調。せわしないほどの軽快な音楽。
第3楽章。メヌエット、モデレート・エ・グラッツィオーゾ。変ホ長調。ようやく一息つける、といった感じのゆったりとした曲。
第4楽章。プレスト・コン・フオコ。変ホ長調。再び流れの速い音楽。音の激しさも加わっている。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第1楽章。アレグロ。変ホ長調。音が空中を飛び跳ねていくような、軽やかな出だし。
第2楽章。スケルツォ、アレグロ・ヴィヴィアーチェ。変イ長調。せわしないほどの軽快な音楽。
第3楽章。メヌエット、モデレート・エ・グラッツィオーゾ。変ホ長調。ようやく一息つける、といった感じのゆったりとした曲。
第4楽章。プレスト・コン・フオコ。変ホ長調。再び流れの速い音楽。音の激しさも加わっている。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番『テンペスト』
ベートーヴェンが1802年に作曲した、17番目のピアノソナタ。
ベートーヴェンの弟子が、この曲の解釈について尋ねたところ、ベートーヴェンが、テンペストを読め、と答えたことから、テンペストと呼ばれる。
第1楽章。ラルゴ、アレグロ。ニ短調。印象的な主題と、ドラマティックな展開で、ベートーヴェンらしい音楽。
この音楽が、テンペストからインスピレーションを得たのだろうか。
第2楽章。アダージョ。変ロ長調。哀愁に満ち、力強さもあるアダージョ。
第3楽章。アレグレット。ニ短調。非常に有名な音楽。主題も、その後の展開も華麗。運命交響曲の第1楽章の展開を連想させる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェンの弟子が、この曲の解釈について尋ねたところ、ベートーヴェンが、テンペストを読め、と答えたことから、テンペストと呼ばれる。
第1楽章。ラルゴ、アレグロ。ニ短調。印象的な主題と、ドラマティックな展開で、ベートーヴェンらしい音楽。
この音楽が、テンペストからインスピレーションを得たのだろうか。
第2楽章。アダージョ。変ロ長調。哀愁に満ち、力強さもあるアダージョ。
第3楽章。アレグレット。ニ短調。非常に有名な音楽。主題も、その後の展開も華麗。運命交響曲の第1楽章の展開を連想させる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第16番
ベートーヴェンが1802年に作曲した、16番目のピアノソナタ。
第1楽章。アレグロ・ヴィヴィアーチェ。ト長調。軽快な音楽で、まさにヴィヴィアーチェ。
第2楽章。アダージョ・グラッツィオーゾ。ハ長調。対照的に、静かで優雅な曲。ただし、弾くのは難しそう。
第3楽章。ロンド、アレグレット。ト長調。軽快で明るい音楽だが、所々で、哀愁を帯びたメロディが流れる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第1楽章。アレグロ・ヴィヴィアーチェ。ト長調。軽快な音楽で、まさにヴィヴィアーチェ。
第2楽章。アダージョ・グラッツィオーゾ。ハ長調。対照的に、静かで優雅な曲。ただし、弾くのは難しそう。
第3楽章。ロンド、アレグレット。ト長調。軽快で明るい音楽だが、所々で、哀愁を帯びたメロディが流れる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
2015年7月20日月曜日
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
ショスタコーヴィチが、1933年に作曲した、最初のピアノ協奏曲。
トランペットが大きな役割を果たしている。
第1楽章。アレグレット。様々な音楽が現れては消える、せわしない。
第2楽章。レント。一転して、静かで神秘的な音楽。どこかで聞いたことがあるような音楽でもある。
特に、トランペットとピアノのやり取りは、悪魔的な美しさをもった音楽だ。
第3楽章。モデラート。ピアノだけの短い楽章。
第4楽章。アレグロ・コン・ブリオ。管弦楽の重厚で不安を掻き立てる音楽で始まるが、やがて、ショスタコーヴィチらしい、せわしない、エキセントリックなけたたましい音楽になる。
ここでもトランペットが重厚な役割を演じ、ピアノとともに、管弦楽が奏でる古典的な音楽を、揶揄するかのように、現代音楽の世界に引きずり込んでいく。
2013年12月、パリのサル・プレイエルでの演奏。ピアノはダニール・トリフォノフ、トランペットはティムール・マルティノフ、指揮はヴァレリー・ゲルギエフ指揮、演奏はマイリンスキー劇場管弦楽団。
トランペットが大きな役割を果たしている。
第1楽章。アレグレット。様々な音楽が現れては消える、せわしない。
第2楽章。レント。一転して、静かで神秘的な音楽。どこかで聞いたことがあるような音楽でもある。
特に、トランペットとピアノのやり取りは、悪魔的な美しさをもった音楽だ。
第3楽章。モデラート。ピアノだけの短い楽章。
第4楽章。アレグロ・コン・ブリオ。管弦楽の重厚で不安を掻き立てる音楽で始まるが、やがて、ショスタコーヴィチらしい、せわしない、エキセントリックなけたたましい音楽になる。
ここでもトランペットが重厚な役割を演じ、ピアノとともに、管弦楽が奏でる古典的な音楽を、揶揄するかのように、現代音楽の世界に引きずり込んでいく。
2013年12月、パリのサル・プレイエルでの演奏。ピアノはダニール・トリフォノフ、トランペットはティムール・マルティノフ、指揮はヴァレリー・ゲルギエフ指揮、演奏はマイリンスキー劇場管弦楽団。
ショスタコーヴィチ:交響曲第3番『メーデー』
ショスタコーヴィチが、1929年に作曲した、3番目の交響曲。
第2番同様、楽章は1つ。5つの部分から構成されており、最後のパートは合唱になっている。
音楽は、第2番ほどは、前衛的な内容ではないが、相変わらず、エキセントリックな音楽。
出だしは、木管楽器の静かな音楽で始まるが、次のパートのアレグロから、ショスタコーヴィチらしい音楽になってくる。
合唱の前のアレグローラルゴのパートは、ホルンや大太鼓を使ったダイナミックな音楽で、この交響曲の聴きどころ。
ショスタコーヴィチは、メーデーという労働者のお祭りに相応しい、祝祭的な音楽を作ろうとしたようだ。
2013年1月、パリのサル・プレイエルでの、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、マイリンスキー劇場管弦楽団の演奏。
第2番同様、楽章は1つ。5つの部分から構成されており、最後のパートは合唱になっている。
音楽は、第2番ほどは、前衛的な内容ではないが、相変わらず、エキセントリックな音楽。
出だしは、木管楽器の静かな音楽で始まるが、次のパートのアレグロから、ショスタコーヴィチらしい音楽になってくる。
合唱の前のアレグローラルゴのパートは、ホルンや大太鼓を使ったダイナミックな音楽で、この交響曲の聴きどころ。
ショスタコーヴィチは、メーデーという労働者のお祭りに相応しい、祝祭的な音楽を作ろうとしたようだ。
2013年1月、パリのサル・プレイエルでの、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、マイリンスキー劇場管弦楽団の演奏。
ショーソン:愛と海の詩
ショーソンが、ワーグナーの音楽に影響を受けて、1882年〜1890年にかけて作曲した、管弦楽付きの歌曲。
ショーソンは、バイロイトを度々訪れてワーグナーのオペラを聴くほど、ワーグナーの音楽に入れ込んでいた。
年下のドビュッシーを伴ってバイロイトを訪れたこともある。
友人の詩集から6つの詩を選び、それぞれ水の花、愛の死、という2つのパートの曲として、間に短い間奏曲を置いた。
詩の内容は、リラの花、美しい少女、枯葉、夜の海、恋の終わり・・・など、象徴的な内容。
音楽は、そうした詩のコンセプトを盛り上げる、ワーグナーらしい壮大さと、フランス音楽らしい繊細さが癒合した、実に美しい音楽。
2015年5月に行われたNHK交響楽団の定期公演から。指揮は、デーヴィッド・ジンマン。ソプラノはマレーナ・エルンマン。
ショーソンは、バイロイトを度々訪れてワーグナーのオペラを聴くほど、ワーグナーの音楽に入れ込んでいた。
年下のドビュッシーを伴ってバイロイトを訪れたこともある。
友人の詩集から6つの詩を選び、それぞれ水の花、愛の死、という2つのパートの曲として、間に短い間奏曲を置いた。
詩の内容は、リラの花、美しい少女、枯葉、夜の海、恋の終わり・・・など、象徴的な内容。
音楽は、そうした詩のコンセプトを盛り上げる、ワーグナーらしい壮大さと、フランス音楽らしい繊細さが癒合した、実に美しい音楽。
2015年5月に行われたNHK交響楽団の定期公演から。指揮は、デーヴィッド・ジンマン。ソプラノはマレーナ・エルンマン。
ラヴェル:シェエラザード
ラヴェルが、1903年に友人の同名の詩集をもとに作曲した、管弦楽付きの歌曲。
ラヴェルは、スペイン人の母を持ち、モロッコを訪れたことがあり、それがアジアという地域へのイメージの元になっていた。
千夜一夜物語の主人公の名を持つこの詩集から、多くのインスピレーションを得たのだろう。
アジア、魔法の杖、つれない人、という3つの曲から構成されている。
アジアという地域に対して、ヨーロッパ人が抱くイメージを、ラヴェルは緩急を織り込んだ様々な音楽で、時にアラビア風の音も使いながら、実に見事に表現している。
2015年5月に行われたNHK交響楽団の定期公演から。指揮は、デーヴィッド・ジンマン。ソプラノはマレーナ・エルンマン。
ラヴェルは、スペイン人の母を持ち、モロッコを訪れたことがあり、それがアジアという地域へのイメージの元になっていた。
千夜一夜物語の主人公の名を持つこの詩集から、多くのインスピレーションを得たのだろう。
アジア、魔法の杖、つれない人、という3つの曲から構成されている。
アジアという地域に対して、ヨーロッパ人が抱くイメージを、ラヴェルは緩急を織り込んだ様々な音楽で、時にアラビア風の音も使いながら、実に見事に表現している。
2015年5月に行われたNHK交響楽団の定期公演から。指揮は、デーヴィッド・ジンマン。ソプラノはマレーナ・エルンマン。
ラヴェル:組曲『マ・メール・ロワ』
ラヴェルは、1908年〜1910年にかけて、マ・メール・ロワ(マザー・グース)を題材に、この曲をピアノの連弾用の曲として作曲した。
その後、1911年に管弦楽用の組曲として編曲した。
以下の5つの曲から構成されている。
1. 眠れる森の美女のパヴァーヌ
2. 親指小僧
3. パゴダの女王レドロネット
4. 美女と野獣の対話
5. 妖精の園
ラヴェルらしい、華麗で、時に哀愁を感じさせる、幻想的な雰囲気を漂わせた音楽。
2015年5月に行われたNHK交響楽団の定期公演から。指揮は、デーヴィッド・ジンマン。
その後、1911年に管弦楽用の組曲として編曲した。
以下の5つの曲から構成されている。
1. 眠れる森の美女のパヴァーヌ
2. 親指小僧
3. パゴダの女王レドロネット
4. 美女と野獣の対話
5. 妖精の園
ラヴェルらしい、華麗で、時に哀愁を感じさせる、幻想的な雰囲気を漂わせた音楽。
2015年5月に行われたNHK交響楽団の定期公演から。指揮は、デーヴィッド・ジンマン。
2015年7月19日日曜日
ベートーヴェン:ピアノソナタ第15番『田園』
ベートーヴェンが1801年に作曲した、15番目のピアノソナタ。
田園、という名前で呼ばれるが、これもベートーヴェン自身が名付けたものではない。
第1楽章。アレグロ。ニ長調。アレグロだが、優雅で牧歌的な音楽。田園と名付けられたのもよくわかる。
第2楽章。アンダンテ。ニ短調。こちらは牧歌的ではなく、やや暗い感じの曲。ショパンの雨だれと共通するものを感じる。
第3楽章。スケルツォ、アレグロ・ヴィヴィアーチェ。ニ長調。テンポのいいスケルツォ。とても短い。
第4楽章。ロンド、アレグロ・マ・ノン・トロッポ。ニ長調。いわゆる対位法的な音楽が使われていて、壮麗な感じがする音楽。最後は、華麗な雰囲気で終わる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
田園、という名前で呼ばれるが、これもベートーヴェン自身が名付けたものではない。
第1楽章。アレグロ。ニ長調。アレグロだが、優雅で牧歌的な音楽。田園と名付けられたのもよくわかる。
第2楽章。アンダンテ。ニ短調。こちらは牧歌的ではなく、やや暗い感じの曲。ショパンの雨だれと共通するものを感じる。
第3楽章。スケルツォ、アレグロ・ヴィヴィアーチェ。ニ長調。テンポのいいスケルツォ。とても短い。
第4楽章。ロンド、アレグロ・マ・ノン・トロッポ。ニ長調。いわゆる対位法的な音楽が使われていて、壮麗な感じがする音楽。最後は、華麗な雰囲気で終わる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番『月光』
ベートーヴェンが、第13番とともに、1801年に作曲した、14番目のピアノソナタ。
現在では、月光という名で呼ばれるが、ベートーヴェン自身が名つけたものではなく、死後、そのように呼ばれるようになった。
ベートーヴェン自身は、第13番と合わせて、幻想曲風ソナタ、と呼んでいた。
14歳年下で、当時ベートーヴェンが想いを寄せていた女性、いわゆる、不滅の恋人のために書いた、と言われている。
第1楽章。アダージョ・ソステヌート。嬰ハ短調。この静謐な極上の音楽ゆえに、月光という名がつけられた。
天上の音楽とは、このような音楽のことを言うのだろう。
第2楽章。アレグレット。嬰ハ長調。古典的な香りがする、優雅な曲。天国からの階段を降りている、といった感じか。
第3楽章。プレスト・アジタート。嬰ハ短調。一転して、エネルギッシュで、ドラマティックな音楽。地上の人間界に降りてきた感じがする。
第1,2楽章と第3楽章とのコントラストが激しく、天使と悪魔が同居しているような曲。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
現在では、月光という名で呼ばれるが、ベートーヴェン自身が名つけたものではなく、死後、そのように呼ばれるようになった。
ベートーヴェン自身は、第13番と合わせて、幻想曲風ソナタ、と呼んでいた。
14歳年下で、当時ベートーヴェンが想いを寄せていた女性、いわゆる、不滅の恋人のために書いた、と言われている。
第1楽章。アダージョ・ソステヌート。嬰ハ短調。この静謐な極上の音楽ゆえに、月光という名がつけられた。
天上の音楽とは、このような音楽のことを言うのだろう。
第2楽章。アレグレット。嬰ハ長調。古典的な香りがする、優雅な曲。天国からの階段を降りている、といった感じか。
第3楽章。プレスト・アジタート。嬰ハ短調。一転して、エネルギッシュで、ドラマティックな音楽。地上の人間界に降りてきた感じがする。
第1,2楽章と第3楽章とのコントラストが激しく、天使と悪魔が同居しているような曲。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第13番
ベートーヴェンが、第14番『月光』といっしょに作った13番目のピアノソナタ。
ベートーヴェン自身は、この二つを合わせて、幻想曲風ソナタ、という副題を付けて発表した。
第1楽章。アンダンテ、アレグロ。変ホ長調。子守唄のような静かな音楽と、やや激しい音楽が交互に登場する。
第2楽章。アレグロ・モルト・ア・ヴィヴィアーチェ。ハ長調。ベートーヴェンが名付けたような、幻想的な音楽で綴られる短い楽章。
第3楽章。アダージョ・コン・エスプレッシオーネ。変イ長調。美しいアダージョ。
第4楽章。アレグロ・ヴィヴィアーチェ。変ホ長調。アダージョからいきなり、生き生きとしたアレグロに入るので、その変化が劇的。
最後は、再びアダージョのような感じになってから、一気にテンポを上げて劇的に終わる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン自身は、この二つを合わせて、幻想曲風ソナタ、という副題を付けて発表した。
第1楽章。アンダンテ、アレグロ。変ホ長調。子守唄のような静かな音楽と、やや激しい音楽が交互に登場する。
第2楽章。アレグロ・モルト・ア・ヴィヴィアーチェ。ハ長調。ベートーヴェンが名付けたような、幻想的な音楽で綴られる短い楽章。
第3楽章。アダージョ・コン・エスプレッシオーネ。変イ長調。美しいアダージョ。
第4楽章。アレグロ・ヴィヴィアーチェ。変ホ長調。アダージョからいきなり、生き生きとしたアレグロに入るので、その変化が劇的。
最後は、再びアダージョのような感じになってから、一気にテンポを上げて劇的に終わる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第12番
ベートーヴェンが、1800年から1801年にかけて作曲した、12番目のピアノソナタ。
ベートーヴェンのピアノソナタ全体の中で、中期に位置つけられる作品。
第1楽章。アンダンテ・コン・バリアツィオーニ。変イ長調。静かで哀愁に満ちた主題と、その変奏で構成された楽章。
第1楽章から、実に内省にあふれた音楽になっている。
第2楽章。スケルツォ、モルト・アレグロ。変イ長調。軽快なスケルツォだが、骨格がしっかりしている。
第3楽章。マエストーゾ・アンダンテ。変イ短調。いわゆる葬送行進曲。
第4楽章。アレグロ。変イ長調。軽快だが力強い楽章。ジャーン、というベートーヴェンの独特の音楽が印象的。ただし、最後は静かに終わる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェンのピアノソナタ全体の中で、中期に位置つけられる作品。
第1楽章。アンダンテ・コン・バリアツィオーニ。変イ長調。静かで哀愁に満ちた主題と、その変奏で構成された楽章。
第1楽章から、実に内省にあふれた音楽になっている。
第2楽章。スケルツォ、モルト・アレグロ。変イ長調。軽快なスケルツォだが、骨格がしっかりしている。
第3楽章。マエストーゾ・アンダンテ。変イ短調。いわゆる葬送行進曲。
第4楽章。アレグロ。変イ長調。軽快だが力強い楽章。ジャーン、というベートーヴェンの独特の音楽が印象的。ただし、最後は静かに終わる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第11番
ベートーヴェンが1800年に作曲した、11番目のピアノソナタ。
第1楽章。アレグロ・コン・ブリオ。変ロ長調。出だしは流れる様な軽快な音楽。やがて力強さが目立つようになり、最後は、勇壮な感じで終わる。
第2楽章。アダージョ・コン・モルト・エスプレッシオーネ。変ホ長調。静かな音楽で始まり、少しづつ、哀愁のあるメロディに変わっていく。
第3楽章。メヌエット。変ロ長調。明るいメヌエット、と思いきや、アレグロのような力強いメロディが現れる。
第4楽章。ロンド、アレグロット。劇的な音楽。宗教音楽のカノンのような、壮麗な音楽で、ピアノソナタの枠を超えている。
3大ソナタほどの派手さはないが、聴きどころが多いピアノソナタ。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第1楽章。アレグロ・コン・ブリオ。変ロ長調。出だしは流れる様な軽快な音楽。やがて力強さが目立つようになり、最後は、勇壮な感じで終わる。
第2楽章。アダージョ・コン・モルト・エスプレッシオーネ。変ホ長調。静かな音楽で始まり、少しづつ、哀愁のあるメロディに変わっていく。
第3楽章。メヌエット。変ロ長調。明るいメヌエット、と思いきや、アレグロのような力強いメロディが現れる。
第4楽章。ロンド、アレグロット。劇的な音楽。宗教音楽のカノンのような、壮麗な音楽で、ピアノソナタの枠を超えている。
3大ソナタほどの派手さはないが、聴きどころが多いピアノソナタ。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
2015年7月11日土曜日
ベートーヴェン:合唱幻想曲
ベートーヴェンが、1808年に作曲した、ピアノ、管弦楽、合唱のために作曲した曲。
7つのパートからなる。
最初は、ピアノの独奏によるアダージョ。アダージョから始まるのも珍しいが、出だし部分はアダージョにしては、壮麗なかんじがする。
続くアレグロのパートでは、ピアノが奏でたテーマを、管弦楽の楽器が次々と変奏していく。
合唱は、6番目のパートで登場する。歌詞の内容は、芸術と歓喜に関する内容。
歌詞の内容もさることながら、合唱のメロディも第9によく似ている。ベートーヴェンはすでに第9のアイデアをこの時期には持っていたことがわかる。
2014年5月にイスラエルのテルアビブで行われた、第14回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの40周年記念コンサートから。
7つのパートからなる。
最初は、ピアノの独奏によるアダージョ。アダージョから始まるのも珍しいが、出だし部分はアダージョにしては、壮麗なかんじがする。
続くアレグロのパートでは、ピアノが奏でたテーマを、管弦楽の楽器が次々と変奏していく。
合唱は、6番目のパートで登場する。歌詞の内容は、芸術と歓喜に関する内容。
歌詞の内容もさることながら、合唱のメロディも第9によく似ている。ベートーヴェンはすでに第9のアイデアをこの時期には持っていたことがわかる。
2014年5月にイスラエルのテルアビブで行われた、第14回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの40周年記念コンサートから。
ストラヴィンスキー:バレエ曲『結婚』
ストラヴィンスキーが、1923年に完成させた、ディアギレフのバレエ・リュスのために作られた音楽。
ストラヴィンスキーは、様々なロシア民謡をもとに、この曲を作曲しており、民謡風であり、現代音楽風でもあり、また宗教音楽の様な不思議な音楽になっている。
第2部、4つの場面から構成されており、ナスタシアという花嫁がお嫁に行く様子が描かれている。
音楽の曲調は全体を通じてそれほど変わらず、終始エキセントリックな曲調を維持し続ける。
2014年5月にイスラエルのテルアビブで行われた、第14回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの40周年記念コンサートから。
ストラヴィンスキーは、様々なロシア民謡をもとに、この曲を作曲しており、民謡風であり、現代音楽風でもあり、また宗教音楽の様な不思議な音楽になっている。
第2部、4つの場面から構成されており、ナスタシアという花嫁がお嫁に行く様子が描かれている。
音楽の曲調は全体を通じてそれほど変わらず、終始エキセントリックな曲調を維持し続ける。
2014年5月にイスラエルのテルアビブで行われた、第14回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの40周年記念コンサートから。
バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ
バルトークが1937年に作曲した、文字通り、2台のピアノと打楽器のためのソナタ。
2台のピアノと打楽器というユニークな構成は、バルトークの意欲的な試みが感じられる。
第1楽章は、始めは、大きな怪物が、のしのしとこちらに向かってくる様な、不安な音楽で始まるが、やがて、軽快な現代音楽に変わっていく。
ピアノの激しい拳打の後に、ドラムと木管楽器の拳打が続く。バルトークは、ピアノの打楽器的な性格をうまく使っている。
第2楽章。一転して、ピアノと打楽器の静かな音楽。
第3楽章。軽快で楽しげな音楽。ピアノと木管楽器が会話をしている様でおもしろい。
2014年5月にイスラエルのテルアビブで行われた、第14回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの40周年記念コンサートから。
2台のピアノと打楽器というユニークな構成は、バルトークの意欲的な試みが感じられる。
第1楽章は、始めは、大きな怪物が、のしのしとこちらに向かってくる様な、不安な音楽で始まるが、やがて、軽快な現代音楽に変わっていく。
ピアノの激しい拳打の後に、ドラムと木管楽器の拳打が続く。バルトークは、ピアノの打楽器的な性格をうまく使っている。
第2楽章。一転して、ピアノと打楽器の静かな音楽。
第3楽章。軽快で楽しげな音楽。ピアノと木管楽器が会話をしている様でおもしろい。
2014年5月にイスラエルのテルアビブで行われた、第14回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの40周年記念コンサートから。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第10番
ベートーヴェンが、1798年から1799年にかけて、第9番とともに作曲したピアノソナタ。
第1楽章。アレグロ。ト長調。軽やかで、流れる様な音楽。
第2楽章。アンダンテ。ハ長調。行進曲の様で、コミカルな味わい。小規模ながら、不思議な魅力を持った楽章。
第3楽章。スケルツォ、アレグロ アッサイ。ト長調。第2楽章の雰囲気をそのまま引き継いだ様なスケルツォで始まる。
軽快な雰囲気はそのままで、次々と細かい音が続いた軽快な音楽で、そのままヒッソリと終わりを迎える。
第1楽章。アレグロ。ト長調。軽やかで、流れる様な音楽。
第2楽章。アンダンテ。ハ長調。行進曲の様で、コミカルな味わい。小規模ながら、不思議な魅力を持った楽章。
第3楽章。スケルツォ、アレグロ アッサイ。ト長調。第2楽章の雰囲気をそのまま引き継いだ様なスケルツォで始まる。
軽快な雰囲気はそのままで、次々と細かい音が続いた軽快な音楽で、そのままヒッソリと終わりを迎える。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第9番
ベートーヴェンが、1798年から1799年にかけて、次の第10番とともに作曲したピアノソナタ。
第1楽章。アレグロ。ホ長調。最初の主題は、第8番とは打って変わって、古典的な出だし。もう一つの主題は、ややドラマチックな音楽。
第2楽章。アレグレット。ホ短調。抑制の効いた、小気味のいい音楽。
第3楽章。ホ長調。ロンド、アレグレ コモド。第1,2楽章に比べると明るいが、やはりどこかで抑制が効いている気がする。
まるで、バッハの平均律クラウディアを思わせる、古典的なピアノソナタ。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第1楽章。アレグロ。ホ長調。最初の主題は、第8番とは打って変わって、古典的な出だし。もう一つの主題は、ややドラマチックな音楽。
第2楽章。アレグレット。ホ短調。抑制の効いた、小気味のいい音楽。
第3楽章。ホ長調。ロンド、アレグレ コモド。第1,2楽章に比べると明るいが、やはりどこかで抑制が効いている気がする。
まるで、バッハの平均律クラウディアを思わせる、古典的なピアノソナタ。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ショスタコーヴィチ:交響曲第2番
1927年に、国立出版社から、10月革命10周年を記念する曲として依頼され、それに基づいて作曲した、2番目の交響曲。
単独の楽章からなり、無調であるという、いわゆる現代音楽だったせいで、その後のソ連では、演奏される機会はほとんどなかった。
楽章は一つだが、全体は、いくつかのパートからなっている。
途中、27種の音による、まったく楽器同士の関連性のない、ウルトラ対比法と呼ばれる部分があり、この交響曲の聞きどころになっている。
その後、しばらく、静かな展開が続くが、突如、サイレンが鳴り響き、合唱が始まる。
合唱のセリフの中では、レーニンとその革命が、讃えられる。
いわゆるロシアアヴァンギャルドの時代の、自由の息吹を今に伝える、といった感じの若々しい交響曲だ。
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、マイリンスキー劇場管弦楽団による、2013年1月、パリのサル・プレイエルでの演奏。
単独の楽章からなり、無調であるという、いわゆる現代音楽だったせいで、その後のソ連では、演奏される機会はほとんどなかった。
楽章は一つだが、全体は、いくつかのパートからなっている。
途中、27種の音による、まったく楽器同士の関連性のない、ウルトラ対比法と呼ばれる部分があり、この交響曲の聞きどころになっている。
その後、しばらく、静かな展開が続くが、突如、サイレンが鳴り響き、合唱が始まる。
合唱のセリフの中では、レーニンとその革命が、讃えられる。
いわゆるロシアアヴァンギャルドの時代の、自由の息吹を今に伝える、といった感じの若々しい交響曲だ。
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、マイリンスキー劇場管弦楽団による、2013年1月、パリのサル・プレイエルでの演奏。
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
ショスタコーヴィチが、1925年に作曲した最初の交響曲。まだ、19才の若さだった。
第1楽章。静かに始まり、最初の主題はややコミカルな、落ち着きのない感じの音楽。もう一つの主題は、反対にけたたましい。
第2楽章。アレグロ、メノ・モッソ。軽快なスケルツォ。途中でゆったりとした音楽になる。
ピアノの奏でるメロディは、いかにもショスタコーヴィチらしい。
第3楽章。レント。オーボエの間の抜けたような、夢の中を彷徨うような、不思議な音で始まり、チェロがそれを引き継いで、オーケストラに音が広がっていく。ユニークな始まり方。このあたりも、ショスタコーヴィチらしい展開。
第4楽章。レント、アレグロ・モルト。前の楽章の終わりから、小太鼓の連打でそのまま第4楽章へ。
始めは、第3楽章と同じ様な音楽だが、次第にアレグロへ。ピアノが効果的に使われている。
現代音楽らしいけたたましい演奏の後、静寂が訪れ、大太鼓がこの交響曲の終盤を告げる合図の後、チェロの哀愁のある音楽が奏でられ、やがてフィナーレに突入する。
まだ10代で作ったこの曲には、すでに、その後のショスタコーヴィチの交響曲の主な要素がすでに表れていたようだ。
2013年1月、パリのサル・プルイエルでの、ゲルギエフ指揮、マイリンスキー劇場管弦楽団による演奏。
2015年7月5日日曜日
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番『悲愴』
ベートーヴェンが、1798年に作曲した、8番目のピアノソナタ。
第14番、23番と並んで、ベートーヴェンの3大ピアノソナタの一つ。
第1楽章 グラーヴェ、アレグロ エ モルト コン ブリオ。ハ短調。
ベートーヴェンのそれまでのピアノソナタとは、全く違う出だしで、一体、この作曲家の中で、何が起こったのか、と考えてしまう。
聴くものの心の不安をかき立て、もっと次が聴きたい、と思わせる、ドラマティックな展開を持っている。
静かな第1主題と、軽快な第2主題のコントラストが美しい。
第2楽章 アダージョ カンタビーレ。変イ長調。第1楽章に衝撃を受けた後で、この楽章を聴くと、再び打ちのめされる。
この音楽を聴く人は、どうしても、自分の心と対話せざるを得なくなるほど、内省に引き込まれていく。
ベートーヴェンの数ある曲の中でも、屈指のアダージョ。
第3楽章 ロンド、アレグロ。ハ短調。哀愁に満ちた第1主題と軽快な第2主題の後で、この第3楽章の音楽は、前の2つの楽章の衝撃を邪魔しない程度に抑えられている。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第14番、23番と並んで、ベートーヴェンの3大ピアノソナタの一つ。
第1楽章 グラーヴェ、アレグロ エ モルト コン ブリオ。ハ短調。
ベートーヴェンのそれまでのピアノソナタとは、全く違う出だしで、一体、この作曲家の中で、何が起こったのか、と考えてしまう。
聴くものの心の不安をかき立て、もっと次が聴きたい、と思わせる、ドラマティックな展開を持っている。
静かな第1主題と、軽快な第2主題のコントラストが美しい。
第2楽章 アダージョ カンタビーレ。変イ長調。第1楽章に衝撃を受けた後で、この楽章を聴くと、再び打ちのめされる。
この音楽を聴く人は、どうしても、自分の心と対話せざるを得なくなるほど、内省に引き込まれていく。
ベートーヴェンの数ある曲の中でも、屈指のアダージョ。
第3楽章 ロンド、アレグロ。ハ短調。哀愁に満ちた第1主題と軽快な第2主題の後で、この第3楽章の音楽は、前の2つの楽章の衝撃を邪魔しない程度に抑えられている。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
グラス:オペラ『パーフェクト・アメリカン』
アメリカの作曲家、フィリップ・グラスが、この公演のために作曲した、ウォルト・デズニーをテーマにしたオペラ。
死の床にあるディズニーが、自分の生涯を振り返る、という構成。
リンカーン大統領、アンディ・ウォーホルら、アメリカを代表するヒーローたちが登場する。
ディズニーの、スタジオで働くアニメーターたちとの微妙な関係など、アメリカン・ドリームの象徴であるウォルト・デズニーの、批判的な側面も描かれている。
フィリップ・グラスは、ミニマル・ミュージックの音楽で知られるが、オペラということもあってか、多彩な音楽で構成されているが、キーとなる主題は、ミニマルらしい、印象的なメロディだ。
現代のオペラも、それほど悪くないじゃない、と思わせてくれる。
2014年12月、スペインのマドリード、レアル劇場での公演から。
死の床にあるディズニーが、自分の生涯を振り返る、という構成。
リンカーン大統領、アンディ・ウォーホルら、アメリカを代表するヒーローたちが登場する。
ディズニーの、スタジオで働くアニメーターたちとの微妙な関係など、アメリカン・ドリームの象徴であるウォルト・デズニーの、批判的な側面も描かれている。
フィリップ・グラスは、ミニマル・ミュージックの音楽で知られるが、オペラということもあってか、多彩な音楽で構成されているが、キーとなる主題は、ミニマルらしい、印象的なメロディだ。
現代のオペラも、それほど悪くないじゃない、と思わせてくれる。
2014年12月、スペインのマドリード、レアル劇場での公演から。
2015年7月4日土曜日
ベートーヴェン:ピアノソナタ第7番
ベートーヴェンが、1798年に作曲した、7番目のピアノソナタ。
第5,6番とともに発表された。先の2曲は、3つの楽章しかないが、この曲は、4つの楽章を持っている。
第1楽章 プレスト。二長調。プレストで始まる珍しい第1楽章。そのせいか、軽快な音楽だが、ややせわしない印象を受ける。
第2楽章 ラルゴ エ メスト。ニ短調。重々しく、ゆるやかな音楽。
第3楽章 メヌエット、アレグロ。穏やかで、文字通り、メヌエットという感じの音楽。
第4楽章 ロンド、アレグロ。冒頭では、前の楽章からの緩さを引き継ぎつつ、急にテンポをあげる。
音楽は、決して深刻なものではなく、軽快な音楽を、楽しむことに終始している。終わり方も実に静か。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第5,6番とともに発表された。先の2曲は、3つの楽章しかないが、この曲は、4つの楽章を持っている。
第1楽章 プレスト。二長調。プレストで始まる珍しい第1楽章。そのせいか、軽快な音楽だが、ややせわしない印象を受ける。
第2楽章 ラルゴ エ メスト。ニ短調。重々しく、ゆるやかな音楽。
第3楽章 メヌエット、アレグロ。穏やかで、文字通り、メヌエットという感じの音楽。
第4楽章 ロンド、アレグロ。冒頭では、前の楽章からの緩さを引き継ぎつつ、急にテンポをあげる。
音楽は、決して深刻なものではなく、軽快な音楽を、楽しむことに終始している。終わり方も実に静か。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第6番
ベートーヴェンが、1798年に作曲した、6番目のピアノソナタ。
第5,7番とともに発表された。
第1楽章 アレグロ。ヘ長調。明るさと、勇壮さを兼ね備えた曲。
第2楽章 アレグレット。ヘ短調。ゆっくりとした、穏やかな曲。
第3楽章 プレスト。ヘ長調。軽快なテンポのいい音楽だが、あっという間に終わってしまう。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第5,7番とともに発表された。
第1楽章 アレグロ。ヘ長調。明るさと、勇壮さを兼ね備えた曲。
第2楽章 アレグレット。ヘ短調。ゆっくりとした、穏やかな曲。
第3楽章 プレスト。ヘ長調。軽快なテンポのいい音楽だが、あっという間に終わってしまう。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第5番
ベートーヴェンが、1798年に作曲した、5番目のピアノソナタ。
第6、7番とともに発表された。
第1楽章 アレグロ モルト エ コン ブリオ。ハ短調。やや悲しげで、激しさも伴った、ベートーヴェンらしい音楽。最後は劇的に終わる。
第2楽章 アダージョ モルト。変イ長調。静かに瞑想をするような音楽と、突然その沈黙を破るような、2つの違ったメロディが交差する。
第3楽章 フィナーレ、プレスティッシーモ。ハ短調。流れるようなメロディが基調だが、所々で、ジャーン、とベートーヴェンらしい激しさが現れる。
これまでは4つの楽章を持っていたピアノソナタが、ここでは、初めて3つの楽章となった。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第6、7番とともに発表された。
第1楽章 アレグロ モルト エ コン ブリオ。ハ短調。やや悲しげで、激しさも伴った、ベートーヴェンらしい音楽。最後は劇的に終わる。
第2楽章 アダージョ モルト。変イ長調。静かに瞑想をするような音楽と、突然その沈黙を破るような、2つの違ったメロディが交差する。
第3楽章 フィナーレ、プレスティッシーモ。ハ短調。流れるようなメロディが基調だが、所々で、ジャーン、とベートーヴェンらしい激しさが現れる。
これまでは4つの楽章を持っていたピアノソナタが、ここでは、初めて3つの楽章となった。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第4番
ベートーヴェンが、1797年に作曲した、4番目のピアノソナタ。
第1楽章 アレグロ モルト エ コン ブリオ。変ホ長調。強弱のはっきりした、テンポのある音楽。見るからに、弾くのが大変そうな、高度な指使い。
第2楽章 ラルゴ コン グラン エスプレッシオーネ。ハ長調。対照的なゆっくりとしたメロディ。途中、激情的な、まさにグラン エスプレッシオーネな音楽が、奏でられる。
第3楽章 アレグロ。変ホ長調-変ホ短調。長調から短調への変化が印象的。メロディは、軽快で美しい。
第4楽章 ロンド、ポコ アレグレット エ グラッチオーゾ。変ホ長調。前半は穏やかな音楽だが、後半、やや激しさを増す。パッショネートといった感じ。最後は、再び穏やかな音楽に戻り、平穏に終わる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第1楽章 アレグロ モルト エ コン ブリオ。変ホ長調。強弱のはっきりした、テンポのある音楽。見るからに、弾くのが大変そうな、高度な指使い。
第2楽章 ラルゴ コン グラン エスプレッシオーネ。ハ長調。対照的なゆっくりとしたメロディ。途中、激情的な、まさにグラン エスプレッシオーネな音楽が、奏でられる。
第3楽章 アレグロ。変ホ長調-変ホ短調。長調から短調への変化が印象的。メロディは、軽快で美しい。
第4楽章 ロンド、ポコ アレグレット エ グラッチオーゾ。変ホ長調。前半は穏やかな音楽だが、後半、やや激しさを増す。パッショネートといった感じ。最後は、再び穏やかな音楽に戻り、平穏に終わる。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
2015年7月1日水曜日
ベートーヴェン:ピアノソナタ第3番
ベートーヴェンが、第1、2番とともに、1795年に作曲した、3番目のピアノソナタ。
第1、2番同様、ハイドンに献呈されている。
第1楽章 アレグロ コン ブリオ。壮麗で、かつ、流れるような、王道の音楽。この楽章単独でも、十分に楽しめる。
第2楽章 アダージョ ホ長調。一転して、心静かに、瞑想をしているような音楽。途中から、音の強弱をうまく使った、神秘的なメロディが奏でられる。
第3楽章 スケルツォ、アレグロ。軽快なスケルツォ。
第4楽章 アレグロ アッサイ。単純だが、軽快なメロディが延々と続く。
前半の2つの楽章は、実に複雑な構成だが、後半の2つの楽章は実にシンプル。好対照な構成のピアノソナタ。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第1、2番同様、ハイドンに献呈されている。
第1楽章 アレグロ コン ブリオ。壮麗で、かつ、流れるような、王道の音楽。この楽章単独でも、十分に楽しめる。
第2楽章 アダージョ ホ長調。一転して、心静かに、瞑想をしているような音楽。途中から、音の強弱をうまく使った、神秘的なメロディが奏でられる。
第3楽章 スケルツォ、アレグロ。軽快なスケルツォ。
第4楽章 アレグロ アッサイ。単純だが、軽快なメロディが延々と続く。
前半の2つの楽章は、実に複雑な構成だが、後半の2つの楽章は実にシンプル。好対照な構成のピアノソナタ。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第2番
ベートーヴェンが、第1、3番とともに、1795年に作曲した、2番目のピアノソナタ。
第1番同様、ハイドンに献呈されている。
第1楽章 アレグロ ヴィヴィアーチェ イ長調。明るく軽快な音楽。続く主題では、冒頭の明快で、激情的な主題が印象的。
両手の演奏が、早口で会話をしているような演奏がユニーク。
第2楽章 ラルゴ アパッショネート 二長調。一転して、重々しい行進曲のような音楽。途中、内省に浸るような静かな音楽のあと、激情的な音楽が演奏される。
第3楽章 スケルツォ。ベートーヴェンは、ピアノソナタという音楽形式に、初めてスケルツォを持ち込んだ。
古典的な匂いのする、ピアノの練習のためのような音楽。
第4楽章 ロンド グラティオーゾ。静かな穏やかな調子で始まるが、続く主題は、ダイナミックな音楽に変わる。その後の展開は、実に華やかだが、いつのまにか終わってしまう。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
第1番同様、ハイドンに献呈されている。
第1楽章 アレグロ ヴィヴィアーチェ イ長調。明るく軽快な音楽。続く主題では、冒頭の明快で、激情的な主題が印象的。
両手の演奏が、早口で会話をしているような演奏がユニーク。
第2楽章 ラルゴ アパッショネート 二長調。一転して、重々しい行進曲のような音楽。途中、内省に浸るような静かな音楽のあと、激情的な音楽が演奏される。
第3楽章 スケルツォ。ベートーヴェンは、ピアノソナタという音楽形式に、初めてスケルツォを持ち込んだ。
古典的な匂いのする、ピアノの練習のためのような音楽。
第4楽章 ロンド グラティオーゾ。静かな穏やかな調子で始まるが、続く主題は、ダイナミックな音楽に変わる。その後の展開は、実に華やかだが、いつのまにか終わってしまう。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第1番
ベートーヴェンが、第2、3番とともに、1795年に作曲した、最初のピアノソナタ。
師のハイドンに献呈されている。
第1楽章 アレグロ ヘ短調。単調だが、明るく、軽快な音楽。
第2楽章 アダージョ ヘ長調。敬虔な気持ちにさせる、静謐な音楽。
第3楽章 メヌエット、アレグロ ヘ短調。バッハのピアノ曲を連想させる、軽快で華やかな音楽。
第4楽章 プレスティッシーモ ヘ短調。ベートーヴェンらしい、激しく、パッショネートな音楽で始まる。続く、穏やかな音楽との協奏となり、最後は静かに終わる。
ベートーヴェンの32曲のピアノソナタの第1曲目。25歳にして、すでに完成されたピアノソナタを作曲していた。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
師のハイドンに献呈されている。
第1楽章 アレグロ ヘ短調。単調だが、明るく、軽快な音楽。
第2楽章 アダージョ ヘ長調。敬虔な気持ちにさせる、静謐な音楽。
第3楽章 メヌエット、アレグロ ヘ短調。バッハのピアノ曲を連想させる、軽快で華やかな音楽。
第4楽章 プレスティッシーモ ヘ短調。ベートーヴェンらしい、激しく、パッショネートな音楽で始まる。続く、穏やかな音楽との協奏となり、最後は静かに終わる。
ベートーヴェンの32曲のピアノソナタの第1曲目。25歳にして、すでに完成されたピアノソナタを作曲していた。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
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