第1楽章。静かに始まり、最初の主題はややコミカルな、落ち着きのない感じの音楽。もう一つの主題は、反対にけたたましい。
第2楽章。アレグロ、メノ・モッソ。軽快なスケルツォ。途中でゆったりとした音楽になる。
ピアノの奏でるメロディは、いかにもショスタコーヴィチらしい。
第3楽章。レント。オーボエの間の抜けたような、夢の中を彷徨うような、不思議な音で始まり、チェロがそれを引き継いで、オーケストラに音が広がっていく。ユニークな始まり方。このあたりも、ショスタコーヴィチらしい展開。
第4楽章。レント、アレグロ・モルト。前の楽章の終わりから、小太鼓の連打でそのまま第4楽章へ。
始めは、第3楽章と同じ様な音楽だが、次第にアレグロへ。ピアノが効果的に使われている。
現代音楽らしいけたたましい演奏の後、静寂が訪れ、大太鼓がこの交響曲の終盤を告げる合図の後、チェロの哀愁のある音楽が奏でられ、やがてフィナーレに突入する。
まだ10代で作ったこの曲には、すでに、その後のショスタコーヴィチの交響曲の主な要素がすでに表れていたようだ。
2013年1月、パリのサル・プルイエルでの、ゲルギエフ指揮、マイリンスキー劇場管弦楽団による演奏。
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