ラヴェルが、1903年に友人の同名の詩集をもとに作曲した、管弦楽付きの歌曲。
ラヴェルは、スペイン人の母を持ち、モロッコを訪れたことがあり、それがアジアという地域へのイメージの元になっていた。
千夜一夜物語の主人公の名を持つこの詩集から、多くのインスピレーションを得たのだろう。
アジア、魔法の杖、つれない人、という3つの曲から構成されている。
アジアという地域に対して、ヨーロッパ人が抱くイメージを、ラヴェルは緩急を織り込んだ様々な音楽で、時にアラビア風の音も使いながら、実に見事に表現している。
2015年5月に行われたNHK交響楽団の定期公演から。指揮は、デーヴィッド・ジンマン。ソプラノはマレーナ・エルンマン。
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