ショスタコーヴィチが、1937年に作曲した、5番目の交響曲。
革命と呼ばれているが、ショスタコーヴィチ自身がなつけたものではない。革命20周年に作られた曲なので、そう呼ばれるようになったのだろう。
スターリン政府からの批判を恐れて、それまでの交響曲とは違って、古典的な構成を持っていると言われている。
第1楽章。モデラート、アレグロ・ノン・トロッポ。ニ短調。
ベートーヴェンの運命のような、印象的な主題で始まる。悲劇的で、シリアスな音楽の第1主題。
後半では、静かな音楽になり、最後は、神秘的な音楽で終わる。
第2楽章。アレグレット。イ短調。
軽妙でユーモラスなスケルツォ。ショスタコーヴィチらしい諧謔さが満載。
第3楽章。ラルゴ。嬰へ短調。
実に物悲しい音楽。ショスタコーヴィチが、こんな悲しい音楽が書けるのか?と思うくらいに悲しい。
後半はよりドラマティックな展開になり、悲しみが一層増してくる。
第4楽章。アレグロ・ノン・トロッポ。ニ短調。
冒頭の大太鼓の合図とともに、雄大な主題が演奏される。
最後は、弦楽がずっと同じ音をリフレインで演奏し、壮大なフィナーレを迎える。
2013年12月、パリのサル・プレイエル、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団の演奏。
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