2015年7月25日土曜日

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』

ショスタコーヴィチが、1937年に作曲した、5番目の交響曲。

革命と呼ばれているが、ショスタコーヴィチ自身がなつけたものではない。革命20周年に作られた曲なので、そう呼ばれるようになったのだろう。

スターリン政府からの批判を恐れて、それまでの交響曲とは違って、古典的な構成を持っていると言われている。

第1楽章。モデラート、アレグロ・ノン・トロッポ。ニ短調。

ベートーヴェンの運命のような、印象的な主題で始まる。悲劇的で、シリアスな音楽の第1主題。

後半では、静かな音楽になり、最後は、神秘的な音楽で終わる。

第2楽章。アレグレット。イ短調。

軽妙でユーモラスなスケルツォ。ショスタコーヴィチらしい諧謔さが満載。

第3楽章。ラルゴ。嬰へ短調。

実に物悲しい音楽。ショスタコーヴィチが、こんな悲しい音楽が書けるのか?と思うくらいに悲しい。

後半はよりドラマティックな展開になり、悲しみが一層増してくる。

第4楽章。アレグロ・ノン・トロッポ。ニ短調。

冒頭の大太鼓の合図とともに、雄大な主題が演奏される。

最後は、弦楽がずっと同じ音をリフレインで演奏し、壮大なフィナーレを迎える。

2013年12月、パリのサル・プレイエル、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団の演奏。

0 件のコメント:

コメントを投稿