ショスタコーヴィチが、1933年に作曲した、最初のピアノ協奏曲。
トランペットが大きな役割を果たしている。
第1楽章。アレグレット。様々な音楽が現れては消える、せわしない。
第2楽章。レント。一転して、静かで神秘的な音楽。どこかで聞いたことがあるような音楽でもある。
特に、トランペットとピアノのやり取りは、悪魔的な美しさをもった音楽だ。
第3楽章。モデラート。ピアノだけの短い楽章。
第4楽章。アレグロ・コン・ブリオ。管弦楽の重厚で不安を掻き立てる音楽で始まるが、やがて、ショスタコーヴィチらしい、せわしない、エキセントリックなけたたましい音楽になる。
ここでもトランペットが重厚な役割を演じ、ピアノとともに、管弦楽が奏でる古典的な音楽を、揶揄するかのように、現代音楽の世界に引きずり込んでいく。
2013年12月、パリのサル・プレイエルでの演奏。ピアノはダニール・トリフォノフ、トランペットはティムール・マルティノフ、指揮はヴァレリー・ゲルギエフ指揮、演奏はマイリンスキー劇場管弦楽団。
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