現在では、月光という名で呼ばれるが、ベートーヴェン自身が名つけたものではなく、死後、そのように呼ばれるようになった。
ベートーヴェン自身は、第13番と合わせて、幻想曲風ソナタ、と呼んでいた。
14歳年下で、当時ベートーヴェンが想いを寄せていた女性、いわゆる、不滅の恋人のために書いた、と言われている。
第1楽章。アダージョ・ソステヌート。嬰ハ短調。この静謐な極上の音楽ゆえに、月光という名がつけられた。
天上の音楽とは、このような音楽のことを言うのだろう。
第2楽章。アレグレット。嬰ハ長調。古典的な香りがする、優雅な曲。天国からの階段を降りている、といった感じか。
第3楽章。プレスト・アジタート。嬰ハ短調。一転して、エネルギッシュで、ドラマティックな音楽。地上の人間界に降りてきた感じがする。
第1,2楽章と第3楽章とのコントラストが激しく、天使と悪魔が同居しているような曲。
ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。
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