ショスタコーヴィチが、1935年から1936年にかけて作曲した、4番目の交響曲。
1時間を超える大曲で、ショスタコーヴィチの交響曲の中でも最長の曲。8ヶ月の期間をかけて作曲され、自分の音楽のクレド、と呼ぶほど入れ込んでいた。
当時、ショスタコーヴィチは、マーラーをよく研究しており、その影響は、この交響曲に色濃く現れている。
スターリンの粛清がすでに始まっており、批判を恐れたショスタコーヴィチは初演を避けて、この曲の初演は、1961年に行われた。
第1楽章。アレグレット・ポコ・モデラート、プレスト。マーラーらしい、壮大な音楽で始まるが、次々と、様々な音楽が展開する。
30分ほどもある長い楽章だが、最後は、消え入るように終わる。
第2楽章。モデラート・コン・モト。第1楽章の緊張感から解放されて、軽妙な音楽で始まる。短い楽章。
第3楽章。ラルゴ、アレグロ。静かな音楽で始まる。次第にショスタコーヴィチらしいエキセントリックな、あるいはコミカルな音楽へ変貌していく。
こちらも、第1楽章に負けないほど長い楽章だが、やはり最後は消え入るように終わる。
2013年12月、パリのサル・プレイエル、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団の演奏。
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